iPhoneとandroidスマホ。この2つは搭載されているOSが違う。そのため、どちらを買うべきなのか迷いやすいテーマなのではないだろうか。
ここでは僕の独断と偏見でその答えについて解説をしていくので、迷っている人はスマホ購入前に読んでほしい。
迷ったらiPhoneを買おう
iPhoneかandroidか。特別なこだわりが無ければiPhoneを買うべきだと思う。その理由について主に3点、説明していきたいと思う。
使っている人が多い(日本)
何となく、iPhoneは多くの人が使っているイメージはあると思うが、下のグラフを見て欲しい。
iPhoneは日本のスマートフォンユーザーの、約47%を占めているのである。
過半数がandroidスマホじゃないか!と思うかもしれないが、androidスマホは「androidOS搭載のスマホ」という意味であって、サムスンの「ギャラクシー」やソニーの「エクスペリア」等、無数の会社から様々な機種が発売されている。
一方、iPhoneと呼ばれるものはアップルの製品だけであるので、機種別での普及率を考えたらiPhoneの普及率は圧倒的だということが分かる。これはすごいことである。
そんな普及率NO1の「iPhone」は、いわば「みんな使っているスマートフォン」。
なので、
・iPhoneの使い方は調べれば簡単に出てくる。
・有名なアプリでiPhone非対応のものがほとんどない。
・スマホケースの選択肢が圧倒的に多い。
という素晴らしいメリットがある。実際、家電量販店のiPhoneケース売り場を見れば、iPhoneとandroidスマホの圧倒的な人気の差が分かるだろう。
みんな使っているからこそ、流行に乗れるし、安心感を得ることができるのが、iPhoneの良さなのである。
機能性より利便性
iPhoneに搭載される機能は、その多くがiPhoneが初めて搭載される前にandroidスマホで搭載されている。(置くだけ充電・指紋認証・顔認証など。そもそも初代iPhoneが発売される前からスマートフォンは存在していた)
つまり、iPhoneは最先端の機能性を突き詰めたスマホではない。しかし、iPhoneはandroidスマホより、利便性を突き詰めたスマホということができる。
最先端で珍しい機能を詰め込んだスマホより、利便性の高いスマホの方が、僕ら一般消費者にとっては利益を感じやすいだろう。
iPhoneの機能・性能は非常に合理的で、例えば、iPhoneⅩ~12までのディスプレイ上部にある「ノッチ」。
今では多くのandroidスマホでノッチなしのフルディスプレイスマホが存在している。見た目やゲームでの使用感のことを考えたらノッチは無い方が良い。しかし、ノッチの無いディスプレイを持つスマホは、(ノッチありと比較して)耐久性や顔認証の精度を犠牲にしている場合がある。iPhoneのノッチには、複数の顔認証センサーが埋め込まれている。こうしてiPhoneは、非常に速くて高精度の(暗闇でも使える)顔認証システムを設けたことで、ロック解除の利便性を高めた。(マスク生活では使い物にならないことがネックではあるが、、、)あえてノッチを設けなければ今の技術では実現不可能だったと思う。
iPhoneが決して狭くないノッチを採用するのには、それなりの理由があるということだ。
それに、これは僕の予想なのだが、iPhone独特のヌルっとした画面の動きも、利便性を追求した結果なのではないかと思っている。
単純に処理速度を速く見せたいなら画面はパパッと切り替わった方が良いし、ヌルっとして見えるエフェクト分の余分なバッテリー消費も一見無駄に思える(設定でOFFにすることは可能)。しかしiPhoneは、画面のこのヌルっとした動きのおかげで、非常に「感覚的」に操作することができる。本当にappleにその狙いがあるのであれば、これも使いやすさ、つまり利便性を追求した結果なのではないだろうか。
この画面の動きについてはこの記事上では伝えきれないので、iPhoneを使ったことのない人はぜひアップルストアに行って確かめて欲しい。
このように、iPhoneのモノづくりは「最先端の機能性」と「消費者のことを考えた利便性」を天秤にかけ、その結果「利便性」の方をを重視していると言える。
ラインアップが豊富
iPhoneは高い。そう思っている人も多いのではないだろうか。
確かに一部の激安androidスマホのように新品を1万円から購入することは出来ないが、そこそこ安い機種もある。それでいて性能はハイエンドiPhoneと大きく変わることはないのだ。
下の図は僕が独断と偏見で作成した現在(2020年11月1日)アップルストアにラインアップされているiPhoneの性能・機能と価格のマップである。
縦軸が上に行くほど高性能で新しい機能が搭載されているし、横軸が右に行くほど高価格である。グレーの斜線上の機種は、価格相応だと思ってもらっていい。異論はあるかもしれないが、iPhoneを初めて検討する人はとりあえずこのマップを参考にして見て欲しい。
例えば、iPhoneSE(第2世代)。マップから分かるように、非常にコスパが高い。見た目は旧型のiPhone8とほぼ同じで、違いといえば背面のリンゴが中央に移動したくらいだ。見た目のカッコよさはiPhone11やiPhone12に軍配が上がるかもしれないが、iPhone11と同じチップが搭載されているので処理能力に関してはiPhone11と同レベルである、それでいて、iPhone11より3万円ほども安い。ただ、筐体が小さい分iPhone11よりバッテリー持ちが悪いのには注意が必要だ。
一方、最新のiPhone12proはスマホ市場全体で見てもトップクラスの性能と機能性である。もちろん現行のiPhoneの中で最も高価格だ。有機ELディスプレイ、広角・超広角・望遠の3眼カメラ、高速な顔認証、上質なスピーカーなどを備えたラグジュアリーなスマホである。デザインに関しては、昔のiPhone5を思い出させるようなエッジの効いたデザインになった。素材の高級感も相まって、非常に上質な雰囲気だ。
好きなものを選ぶのが良いと思うが、例えば、
・コスパにこだわりたい人はiPhoneSEやiPhone11(iPhone12の登場で値下げされコスパが高まった)
・高付加価値のスマホを使いたい人はiPhone12pro
・最新の機種を使いたいけれど値段は抑えたい人はiPhone12
という感じで機能と価格のバランスを見て選ぶのもおすすめだ。
また、iPhoneは全モデルで共通して外装の質感が良い。これはアップル製品全体にも共通することでもあるが、所有欲を満たしてくれる特徴なのだ。
このように、iPhoneは非常に高いレベルのスマホをラインアップし、さらにコストパフォーマンスにもこだわることで消費者のニーズに応える。きっとあなたにぴったりのスマホも、iPhoneシリーズの中から選ぶことができるだろう。
おまけ:「appleファンを見下すandroid勢」なんていない
ネットでスマホについて調べていると必ず「appleファンを見下すandroid勢」に遭遇する。しかし、ぜひ安心して堂々とiPhoneを使ってほしい。現実世界でこの人たちと遭遇することは無いからだ。
僕は熱狂的なappleファンではないから気にならないだけかもしれないが、普及率が示すように、自分の周囲の半数近い人はiPhoneを使っている。
いや、若い世代だと8割くらいはiPhoneユーザーかもしれないと思うほどiPhoneユーザーの数は多い。
androidスマホを使っている人だって、iPhoneユーザーを馬鹿にするような人はほとんどいないはずだ。ネットの世界は尖った意見ほど目立つようにできているから、気になってしまうかもしれないが、あなたがスマホガチ勢ではないのなら無視しておくのが正解である。
まとめ
以上4点を踏まえて、再度、特にスマホ選びにこだわりのない人ほどiPhoneを選ぶべきだと主張しておきたい。
迷ったらとにかくiPhoneにしておけば、無難に幸せになれるよ!
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