今回も、就活生の気になる「平均年収」の記事です^^
「平均年収」にはいろいろな出し方があって、参考になる場合とならない場合があるというのは下の記事で解説しました。
でもまず、平均年収ってどこの情報を参考にすべきか、迷うところ。
さすがに明らかなウソを書いているブログやまとめサイトは少ないと思いますが、
かなり古い情報が記載されていてあまり参考にならないことはよくあります。
出来れば、信頼できる情報にアクセスしたいものです。
そこで今回は、シュウが実践する、平均年収の調べ方について解説していきます!
何を参考にする?
平均年収を調べようと思ったら、あなたは何をどのように使って調べますか?
例えば、「○○(企業名) 年収」とかでググるのは一番手っ取り早いかもしれませんね。
でもその情報はきちんと引用元が示されていて、信頼できるものでしょうか。
まとめサイトとかに書いてある情報は鵜呑みにするべきではないかもしれませんんね。あくまで参考程度に、、、!
確実な情報が知りたければ、
①気になる企業はとりあえず本で確認する
②さらに絞れてきたらIR情報で詳細を確認する
この2ステップがおすすめです!
簡単なので、それぞれのやり方について解説していきます^^
本で確認する
本と言っても、就活生なら1度は目にしたことある本を参考にするだけです!
それは「就活四季報」。総合版・優良版必携で、これさえあれば大手~中堅の人気企業はOKでしょう^^
「平均年収」または「総合職平均年収」が記載されています。
総合職入社を目指す方は「総合職平均年収」を参考にし、「平均年収」しか記載がない場合は、総合職入社だとプラスα年収が高いと思っておきましょう。
また、年収を公開していない企業もあります。
その場合、同業他社複数社を参考にし、予想を立てるしかありません。
(就活サイト・転職サイト等の口コミを見て予想する手もありますね。あくまで参考程度ですが!)
有価証券報告書で確認する
気になる企業が絞れてきたら、有価証券報告書を見て年収をチェックしましょう。
有価証券報告書 = 企業が株主や投資家向けに経営・財務状況や業績を公開したもの。
企業ホームページから見ても良いですが、
金融庁が運営している「EDINET」というサイトから企業ごとに検索できるので、そこから見るのが便利です。
下にリンクを張っておきますね^^
金融庁「EDINET」 https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/EKW0EZ0001.html?lgKbn=2&dflg=0&iflg=0
有価証券報告書から平均年収を確認することで、
平均年収が
・どの従業員を対象に計算された平均なのか
・賞与(ボーナス)等も含んだ年収なのか
・(例えば化粧品会社なら)美容部員を含むか
などなど、、、
細かい情報を知ることが出来ます。
また、注釈で「役員~名の報酬を含む」と記載されていたりもするので、注目です。
例えば、高給取りの化学メーカー・三菱ケミカルは、有価証券報告書(第15期)には平均年収約1166万円と書かれています。
しかしこれは、持ち株会社である「三菱ケミカルホールディングス」のデータであり、計算の対象人数はここに勤める166人。
新卒で勤める可能性の高い事業会社を含めた全体の人数は7万人弱。
新卒で総合職入社して事業会社の営業職に就いた場合の年収は謎に包まれていますね、、、
上のような場合など、四季報ではアクセスできなかった情報も知ることが出来るので、
気になる企業の有価証券報告書はぜひチェックしましょう!
まとめ
年収の調べ方は理解できましたでしょうか?
ここに書いたものはあくまでシュウ流の調べ方ですので、
もっといい方法がもしかしたらあるのかもしれませんが、就活初心者にはぜひ参考にして頂きたいです!
年収も賢く調べて、信用できる情報、参考程度にすべき情報を区別していきましょう!
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